犬の記録の残し方
毎日つけることより、続くことのほうが大事です。何を残すと、あとから効くのか。
記録は、つけはじめるより続けるほうが難しい。三日坊主で終わったノートが、家に何冊かある方も多いと思います。
20年つけてきて、結局いちばん役に立ったのは「何もなかった日」の記録でした。異常があった日だけを書いていると、それが異常なのかどうかを判断する基準が手元に無い。ふつうの日が並んでいてはじめて、違う日が違って見えます。
だから、空欄の日があっていい。ひとことだけの日があっていい。ここでは、どこまで書けば十分なのかを書いています。
続かない理由は、だいたい同じ
三日坊主で終わったノートが、家に何冊かある方も多いと思います。原因は根気ではなく、決め方であることが多いです。
毎日きちんと書こうとすると、書けなかった日に罪悪感が出ます。そして罪悪感が出た記録は、続きません。空欄の日があっていいと決めておくだけで、半年後に残っている量がまるで変わります。
何を残すと、あとから効くのか
20年つけてきて、結局いちばん役に立ったのは「何もなかった日」の記録でした。
異常があった日だけを書いていると、それが異常なのかを判断する基準が手元にありません。ふつうの日が並んでいて、はじめて違う日が違って見えます。
数字で残せるものは、数字のほうが強い。体重、水を飲む量、寝ているときの呼吸数。どれも1分もかからないのに、半年後に効いてきます。
2匹目から、記録は急に難しくなる
多頭で困るのは量ではなく、取り違えです。どちらの子の記録だったか分からなくなると、その記録は無かったことになります。
入れる前に「どの子か」が決まっている形にしておくこと。あとから見分ける仕組みにすると、必ずどこかで混ざります。
この12本
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ノートとアプリ、結局どちらが続くのか
20年で両方やりました。向き不向きがはっきり分かれたので、正直なところを書きます。
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記録を書き出して、別の病院に持っていく
転院も、セカンドオピニオンも、遠慮する話ではありません。ただ、持っていくものがあると話が早い。
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家族で世話を分けるときの、最小の共有
誰かがやっているだろう、で二重になる。誰もやっていない、で抜ける。分担には記録が要ります。
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預ける前に渡しておくと、助かる記録
ペットホテルでも実家でも、聞かれることはだいたい同じです。先に書いて渡すと、お互い楽になります。
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「3日前から」を、正確に言えるようにしておく
気づいた日と、始まった日は違います。そして診察で効くのは、始まった日のほうです。
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飲ませた・飲ませていないを、迷わない形で残す
「あげたっけ」は必ず起きます。そして二重に飲ませるほうが、飲み忘れより危ないことがあります。
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「あの写真、いつだっけ」をなくす
撮ることより、探せることのほうが難しい。診察室でスクロールし続けた経験は、たぶん一度はあります。
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「いつもと違う」は、その日のうちに一言だけ
写真にも数字にもならない気づきがあります。書かなければ、3日で消えます。
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毎日ぜんぶ書かなくていい。残すのは3つだけ
全項目を埋めようとした人から、順に脱落していきます。優先順位をつけるほうが、結局長く残ります。
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続かないのは、意志ではなく設計の問題です
「またサボってしまった」と思う前に、いつ押すことにしていたかを見直してください。
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家での体重の測り方と、測る頻度
体重の変化は、目では絶対に分かりません。毎日会っている家族ほど気づけない種類の情報です。
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うんちは、言葉で説明するより写真のほうが早い
「ゆるかった」は人によって幅がありすぎます。1枚あれば、その幅がなくなります。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
ごはん・うんち・散歩・お薬・気になる様子をワンタップで残せる iOS アプリです。記録は自動で「経過ノート」にまとまり、動物病院でそのまま見せられます。