預ける前に渡しておくと、助かる記録
ペットホテルでも実家でも、聞かれることはだいたい同じです。先に書いて渡すと、お互い楽になります。
旅行、出張、入院。犬を誰かに預ける日は、必ず来ます。
そして預け先で困るのは、たいてい「いつもはどうなんですか」が分からないことです。
預け先が知りたいこと
ペットホテルでも、実家でも、友人でも。聞かれることはほぼ同じです。
- ごはんの種類と量と回数、時間
- 薬(種類・量・時間・飲ませ方)
- 排泄(回数の目安、室内か外か)
- 散歩(時間、コース、苦手なもの)
- 苦手なもの(音、人、犬、抱き上げられること)
- 持病、アレルギー
- かかりつけの連絡先
- ワクチンの接種状況
この8つを紙かメッセージで渡しておくと、預け先の負担がまるで変わります。
「いつも」が分かると、異変が分かる
これがいちばん大きい効果です。
預け先は、その子のいつもを知りません。だから、うんちがゆるくても「こういう子なのかな」と思ってしまう。食べなくても「環境が変わったからかな」で済ませてしまう。
「いつもは1日2回、完食します」と書いてあれば、食べなかった日にすぐ気づけます。
環境が変わると、必ず何か起きる
うちの経験では、預けるとほぼ毎回、何かしら変わりました。
- 食が細くなる
- 下痢をする
- 鳴く、落ち着かない
- 逆に、ずっと寝ている
多くは環境の変化によるもので、帰ってくると戻ります。ただ、それが「いつもの範囲」なのか「そうでない」のかは、いつもを知らないと判断できません。
薬があるなら、書面で
口頭の説明は、必ずどこかで落ちます。薬だけは、書いて渡してください。
- 薬の名前(「白い錠剤」では通じません)
- 量と回数と時間
- 飲ませ方(ちゅーるに包む、など。うまくいく方法があるなら必ず)
- 飲まなかったときどうするか
そして、預ける日数より少し多めに持たせる。帰りが延びることがあります。
かかりつけに、一言入れておく
これは意外と知られていません。
預ける前に、かかりつけに「◯日から◯日まで預けます」と伝えておくと、何かあったときに話が早い。預け先から直接連絡が行っても、対応してもらえることがあります。
連絡先と、病院の名前を預け先に渡しておいてください。
帰ってきたあとの数日も、記録する
預けているあいだの記録は、預け先が取ってくれるとは限りません。そこは空白でいい。
大事なのは、帰ってきてからの数日です。
- いつ食欲が戻ったか
- 排泄が元に戻ったか
- 何日で落ち着いたか
これを残しておくと、次に預けるときの見通しになります。「うちの子は3日で戻る」と分かっていれば、心配の量が変わります。
預けるのが決まったら、練習しておく
記録の話から少し外れますが、これがいちばん効きます。
- クレートに慣れておく。ホテルではケージに入ることが多い
- 短い預かりを一度試す。半日でも違います
- ひとりで留守番できる時間を、少しずつ延ばす
当日いきなり、がいちばんこたえます。
記録は、そのまま引き継ぎ書になる
いつも記録をつけていれば、預けるときに書くことはほとんどありません。
直近1か月の記録を見せれば、ごはんの回数も、排泄の頻度も、散歩の時間も全部そこにあります。
引き継ぎのために書くのではなく、いつも書いているものがそのまま引き継ぎになる。これがいちばん楽な形です。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は期間を選ぶと、その間の記録をまとめた経過ノートを作れます。画像にして送れるので、預け先に「いつもはこうです」をそのまま渡せます。