うんちは、言葉で説明するより写真のほうが早い
「ゆるかった」は人によって幅がありすぎます。1枚あれば、その幅がなくなります。
診察室で「うんちはどうでしたか」と聞かれて、「ちょっとゆるかったです」と答える。ここで情報がかなり落ちています。
「ゆるい」が指す状態は、人によってまったく違うからです。形はあるけれど柔らかいのか、崩れているのか、水のようなのか。先生が知りたいのはその差です。
撮ってきた人は、話が早い
正直、最初は抵抗がありました。うんちの写真を撮ってスマホに残すというのは、気持ちのいい作業ではありません。
それでも一度やってみると、診察が驚くほど早く進みます。「ああ、これは」と即座に返ってくる。言葉で3分やりとりしていたことが、10秒で終わります。
その日のうちに捨ててしまうものなので、撮るなら、その場しかありません。
撮り方のコツは、3つだけ
- そばに何か置く。ティッシュでも、リードの持ち手でも構いません。大きさが分かるだけで情報が増えます
- 真上から、明るいところで。色が変わって写ると意味がなくなります。夜ならライトを当ててください
- 加工しない。明るさを調整したくなりますが、色こそが見てほしい情報です
色と、混ざっているもの
とくに撮っておいてほしいのが、いつもと色が違うときです。
赤いものが混じっている、黒くてタール状、白っぽい、粘液がついている。こういうものは言葉にすると曖昧になりますが、写真なら一目で伝わります。
ただし、写真は「相談の材料」であって、判断の材料ではありません。気になるものが写っていたら、その写真を持って病院に行ってください。ここで自分で調べて結論を出そうとすると、たいてい遠回りになります。
毎回は撮らなくていい
これが大事なところです。毎日撮る必要はまったくありません。
- いつもと違うと感じた日
- フードを替えて2〜3日のあいだ
- 病院に行くことが決まっている前後
これだけです。いつも通りの日は、「いつも通り」と1タップ残しておけば十分で、写真まではいりません。
何日続いたか、のほうが大事
じつは、写真より効いてくる情報があります。それが何日続いているかです。
1回だけゆるかったのか、3日続いているのか、1週間じわじわ悪いのか。経過の形が違えば、疑うものが変わります。
写真は「どんな状態か」を伝え、記録は「どう変わってきたか」を伝える。この2つはセットで、片方だけだと半分の情報にしかなりません。
撮ったあと、どこに置くか
カメラロールに入れっぱなしにすると、あとから探せません。うちも「あの写真いつだっけ」と、病院の待合室でスクロールし続けたことが何度もあります。
記録に紐づけて残しておくこと。そうすれば、日付を探す作業そのものが消えます。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary はうんちの記録に写真を添えられます。経過ノートでは日付と並んで表示されるので、診察室ではその画面を見せるだけ。「何日前のものか」を思い出す必要がありません。