冬の散歩で、実際に困ること
寒さそのものより、朝の路面と、帰ってからの足のほうが問題になります。
夏の散歩は「暑いから気をつけよう」と誰でも思います。冬は、油断します。
うちが冬に実際に困ったのは、寒さそのものではありませんでした。路面と、帰ってからの足です。
朝の路面は、凍る前より凍ったあとが危ない
冷え込んだ朝、うっすら濡れて見える場所が、実は凍っていることがあります。人でも滑りますが、犬は爪で踏ん張ろうとして、足を痛めます。
とくにシニアは、滑って踏ん張った瞬間に足腰をやられます。うちは一度これで、2週間ほど後ろ足をかばう状態になりました。
日陰、橋の上、マンホールのふた、側溝のふた。このあたりは、ほかより先に凍ります。
融雪剤は、肉球にこたえる
雪が降る地域や、坂の多い場所では、融雪剤がまかれます。塩化カルシウムなどの薬剤です。
これを踏むと、肉球が荒れます。そして舐めます。
対策はひとつだけで、帰ったら足を拭く。濡れたタオルで拭いて、乾いたタオルで水気を取る。濡れたままにすると、それはそれで荒れます。
帰ったあとに見るのは、指のあいだ
冬の足で問題が出るのは、肉球そのものより指と指のあいだです。
濡れて、乾ききらず、そこだけ赤くなる。舐める。悪化する。このループに入る前に気づけるかどうかです。
- 指のあいだが赤い、じくじくしている
- やたら足を舐めている
- 肉球がひび割れている、ガサガサしている
足を触られるのに慣れているかどうかが、ここで効いてきます。爪切りが楽になるおまけもあります。
服が要るかどうかは、その子による
短毛の小型犬、シニア、やせている子、持病のある子。このあたりは服の効果が大きいと感じます。
一方で、厚い被毛の犬種には、たいてい要りません。むしろ動きにくくなります。
うちのチワワは、5度を下回ると明らかに震えるので着せています。同じ家の中でも、子によって必要度が違いました。
震える、歩きたがらない、丸まって縮こまる。この反応が出るなら、着せる価値があります。
時間を短くするのは、正しい
寒い日に無理に距離を歩く必要はありません。冬の散歩は、排泄と気分転換のためと割り切っていい。
ただし、短くした事実は残しておいてください。
翌年の冬と比べたとき、「去年は20分歩けていたのに、今年は10分で帰りたがる」が見えます。これは季節ではなく、その子の変化です。記録がないと、毎年「冬だから」で終わります。
夜は、見えるようにする
日が短いので、夕方の散歩がそのまま夜になります。
- リードや首輪に反射材をつける
- 明るい色の服
- ライトを持つ
黒い小型犬は、本当に見えません。車からも自転車からも。うちは一度ひやりとして、それ以来リードごと反射するものに替えました。
暖かい部屋に戻ったあと
外と室内の温度差は、人が思うより体にきます。
戻ってすぐ暖房の前に置かない。冷えた体をいきなり温めると、それも負担になります。タオルで拭いて、自然に戻るのを待つくらいでちょうどいい。
そして、震えが止まらない・ぐったりしている・呼んでも反応が鈍いときは、待たないでください。とくに子犬とシニアは、体温を保つ余力が少ないものです。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は散歩の時間と元気度をワンタップで残せます。冬に短くなったのが季節のせいか体力のせいかは、去年の冬の記録と並べればわかります。