犬と泊まるとき、持ち物より先に決めること
連れて行くのが、その子にとって本当にいいかどうか。そこから考えたほうが、うまくいきます。
犬と旅行に行けるようになって、選択肢はずいぶん増えました。
ただ、全部の犬が旅行に向いているわけではありません。うちの4匹でも、明らかに楽しむ子と、明らかにつらそうな子がいました。
連れて行くかどうかから、考える
向いていないサイン
- 環境が変わると、食べない・下痢をする
- 見知らぬ人や犬が苦手
- 車で酔う
- シニアで体力が落ちている
- 持病があり、通院が必要
こういう子は、信頼できる預け先に頼むほうが、本人にとって楽なことがあります。
「一緒にいたい」のは飼い主の気持ちで、その子の気持ちとは別です。ここは正直に考えたほうがいい。
宿のルールを、先に確認する
犬同伴可の宿でも、条件はかなり違います。
- ケージやクレートが必須か
- ベッドやソファに乗せていいか
- 食事の場所に同伴できるか
- 大きさ・頭数の制限
- ワクチンの証明が必要か(多くは必要です)
- 室内でひとりにして外出していいか
最後のものが、いちばん食い違います。「部屋に残して食事に行けると思っていた」ができない宿は、多い。
持っていくもの
- いつものフード(現地で買えると思わない)
- いつもの食器
- 薬(日数より多めに)
- ワクチンの証明書(写真でも)
- クレートかキャリー
- ペットシーツ、袋、消臭剤
- いつもの寝具かタオル(においがあると落ち着きます)
- 迷子札、リードの予備
フードを変えないこと。環境が変わったうえにフードまで変えると、ほぼ確実にお腹を壊します。
迷子が、いちばん怖い
旅先では、迷子のリスクが上がります。
- 知らない場所で、帰り道が分からない
- 慣れない音で、パニックになる
- 宿のドアから飛び出す
対策
- リードを二重にする(首輪とハーネスの両方に)
- 迷子札に、いまの連絡先
- マイクロチップの登録情報が、最新か
- 全身が写った最近の写真をすぐ出せるように
- 宿の住所と、その土地の動物病院を調べておく
とくにマイクロチップの登録は、旅行前に確認する価値があります。
現地の病院を、調べておく
行き先の近くの動物病院を、出発前に調べてください。
- 名前、電話番号、住所
- 夜間対応があるか
何かあってからスマホで探すのは、焦っているとできません。5分で済みます。
車に、置き去りにしない
念のためもう一度。
「少しだけ」でも、車内に残さないでください。窓を開けていても、日陰でも、数分で危険な温度になります。
宿や観光地で犬を置いていけない場面が必ず来るので、そこをどうするかを、行く前に決めておいてください。
旅先で、食べない・出ない
これはよくあることです。
- 環境が変わって、食欲が落ちる
- 緊張して、うんちが出ない
- 逆に、下痢をする
多くは、帰れば戻ります。ただし、
- 水も飲まない
- ぐったりしている
- 下痢が続く、吐いている
このときは、現地の病院へ。「旅行だから」で我慢させないでください。
いつもを、持っていく
最後に。
旅先で「食べないな」と思ったとき、それがいつもと違うのかどうかは、いつもを知らないと判断できません。
普段の記録があれば、それがそのまま基準になります。「うちは1日2回、いつも完食」が分かっていれば、半分残したことに意味が出ます。
そして帰ってからの数日も記録しておくと、次に行くときの見通しになります。「うちの子は3日で戻る」と分かっていれば、心配の量が変わります。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は記録がそのまま「いつもの様子」になります。旅先で食べない・出ないときに、いつもと比べられます。