Wandary
シニア

耳が聞こえにくくなってきたとき

「呼んでも来なくなった」は、頑固になったのではないかもしれません。

シニアになって、呼んでも来なくなることがあります。

多くの飼い主が、最初は「頑固になった」「無視している」と思います。うちもそう思っていました。

実際は、聞こえていませんでした。

気づきにくい理由

目と違って、耳は見た目に変化が出ません。そして犬は、振動やにおい、空気の動きでかなり補います。

だから、

「ごはんのときは飛んでくるのに、呼んでも来ない」のは、無視しているのではなく、別の感覚で気づいているだけかもしれません。

確かめ方

正確な検査は病院でしかできませんが、手がかりは家で取れます。

驚かなくなったこと自体が、サインです。「最近落ち着いたな」と思っていたら、聞こえていなかった、ということがあります。

危ないのは、外です

聞こえにくくなって、いちばん困るのは散歩中です。

リードは必ず。そして短めに持つ。呼べば戻る、が通用しなくなっていることを前提にしてください。

うちは、それまでノーリードで遊ばせていた場所も、やめました。

合図を、目と振動に移す

これがいちばん実用的な対策でした。

聞こえているうちに、手の合図を教えておく。

聞こえるうちに始めておくと、聞こえなくなってもそのまま使えます。これは早いほどいい。

驚かせない

聞こえていない子は、近づかれても気づきません。

そして急に触られると、びっくりして噛むことがあります。これは性格が変わったのではなく、驚いているだけです。

「噛むようになった」の原因が、ここにあることがあります。

治せるものが混じっていることがある

加齢によるものばかりではありません。

耳をしきりに掻く、頭を振る、においがする、耳の中が汚れている。こういうものがあるなら、聞こえにくさと関係しているかもしれません。

「歳だから」で止めずに、一度診てもらってください。

呼び方を、変えなくていい

最後に。

聞こえなくなっても、声をかけ続けてください。

届いていないかもしれません。それでも、触れる前に声をかける習慣は残しておいたほうがいい。振動や気配は伝わりますし、こちらの落ち着きも伝わります。

そして、いつから反応が変わったかを、一行残しておいてください。進み方が分かります。

ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。

文 · Wandary編集部 チワワと20年、4匹と暮らしてきました。獣医師ではありません。このページは飼い主としての経験と、一般に知られている情報をもとに書いています。
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