散歩デビューの、最初の1か月
待ちに待った日ですが、歩かない子もいます。最初にやるのは、歩かせることではありません。
ワクチンが終わって、ようやく散歩に出られる日が来ます。
そして多くの家で、こうなります。歩きません。
うちの2匹目は、玄関を出た瞬間に固まって、5分間まったく動きませんでした。
いつから行けるか
一般には、最後のワクチンから1〜2週間後と言われます。ただし、病院の方針で違います。
必ず、かかりつけに確認してください。「いつから散歩に出ていいですか」は、その前の通院で聞いておくとスムーズです。
最初にやるのは、歩かせることではない
デビューの日にやるべきなのは、外に慣れることです。
- 抱っこで外に出て、降ろさずに5分
- 次の日は、降ろして座っているだけ
- 次の日は、家の前を数メートル
距離を伸ばそうとしないでください。外の音とにおいだけで、子犬にはかなりの情報量です。
歩かないときは、待つ
固まって動かないとき、引っ張らないでください。
- リードを引くと、首輪やハーネスが嫌いになります
- 抱き上げて帰ると、「固まれば帰れる」と覚えることがあります
うちがやったのは、しゃがんで待つことでした。5分でも10分でも。そのうち、自分から1歩出ます。そこで褒める。
急がないほうが、結果的に早い。
怖い思いを、させない
最初の1か月で、いちばん避けたいのがこれです。
- 交通量の多い道から始めない
- 知らない犬に、いきなり近づけない
- 子どもの集団、工事の音、大型車は、最初は避ける
- 雨の日に無理に行かない
1回の怖い体験が、そのあと何か月も残ります。
そして飼い主が慌てないこと。大きな音がしたときにこちらが引っ張ると、「あれは怖いものだ」と伝わります。落ち着いて、そのまま歩く。
拾い食いは、この時期に決まる
いちばん厄介で、いちばん早く手を打つべきなのがこれです。
- リードを短めに持つ
- 下を向いて歩いている場所では、先回りして避ける
- 咥える前に止める。咥えてから取り上げようとすると、飲み込みます
「ちょうだい」「離して」を、家の中で先に練習しておく。おもちゃで遊びながら、出したら褒める。外で必要になったときには、もう身についている状態が理想です。
リードとハーネスに、家で慣らす
デビュー前にやっておくと、当日が楽です。
- 家の中で、ハーネスをつけて過ごす(数分から)
- リードをつけて、家の中を歩く
- つけたときに、おやつをあげる
「つける=出かける=怖い」にしないための準備です。
時間と距離の目安
よく「月齢×5分」と言われますが、目安以上のものではありません。
大事なのは、
- 疲れすぎていないか(帰ってすぐ寝込むのは、多すぎるサイン)
- 翌日、行きたがるか
- 足を引きずっていないか
成長期の関節に負担をかけないほうがいいとされているので、長く歩かせるより、回数を増やすほうが安全です。
排泄は、外でなくていい
散歩に出るようになると、外でしかしなくなる子がいます。これは、あとで困ります。
- 雨の日、台風の日に行けない
- 病気やけがで歩けないときに困る
- シニアになってから、いちばん困ります
室内のトイレも、並行して続けてください。外でできるようになっても、家のトイレを撤去しないこと。
うちは4匹目でこれをやって、生活がまるで変わりました。
何に慣れたかを、書いておく
「今日は自転車が通っても平気だった」「大きな犬に吠えられて固まった」
この一行が並ぶと、慣れてきたかどうかが分かります。そして、苦手なものが分かっていれば、成犬になってからも避けられます。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は散歩の時間と元気度をワンタップで残せます。ひとこと日記に「車に驚いた」と足しておけば、何に慣れてきたかが並びます。