子犬を迎えて最初の1週間、やることとやらないこと
この時期にいちばん大事なのは、何かをすることではなく、何もしないでいられることです。
家に来た日の写真を、あとから見返すことになります。そのくらい、あっという間に過ぎます。
そして同時に、いちばん不安な1週間でもあります。食べない、寝ない、鳴く、下痢をする。ぜんぶ初めてなので、どこまでが普通なのか分かりません。
まず、環境の変化が最大のストレス
母犬やきょうだいと離れ、移動して、まったく知らない場所に着く。人間に置き換えると、外国に一人で引っ越した初日です。
この時期に体調を崩しやすいのは、それ自体が異常なのではなく、変化の量が多いからです。
だから最初の数日は、やらないことのほうが大事になります。
- 来客を呼ばない
- 抱き上げる回数を減らす
- 長時間かまわない
- お風呂に入れない
- おもちゃを次々出さない
かわいくて仕方ないのですが、ここは我慢のしどころです。うちは1匹目のときに、これで失敗しました。
寝かせる。とにかく寝かせる
子犬は1日の大半を寝て過ごします。18時間以上眠る子もめずらしくありません。
寝ているところを起こさない。これが最初の1週間で、いちばん効く「やらないこと」です。
フードは、当面そのまま
迎えた先で食べていたフードを、そのまま続けてください。銘柄も、量も、回数も。
環境が変わったうえにフードまで変えると、お腹を壊しやすくなります。替えたいなら、落ち着いてから1週間かけて少しずつです。
どこで何を食べていたか、もらってくるのを忘れないでください。聞きそびれると、あとから困ります。
最初の通院は、早めに
来て数日のうちに、一度診てもらうことをお勧めします。理由は3つです。
- 健康状態の確認。下痢や寄生虫が見つかることがあります
- ワクチンと予防の計画を立てる。散歩デビューの時期がここで決まります
- かかりつけを作る。元気なうちに一度行っておくと、いざというときに相談しやすくなります
このとき、排泄の様子を聞かれます。下痢が何日続いているか、何回か。来た日から記録しておくと、その場で答えられます。
記録しておくと、あとで効くもの
この時期に残しておくと、のちのち役に立つものがあります。
- 体重(週1回。増え方そのものが情報になります)
- ごはんを食べた量(完食したかどうかだけで十分)
- うんちの状態(気になった日は写真も)
- おしっこの回数
全部やろうとしないでください。この時期はただでさえ寝不足です。押せた日だけで構いません。
夜鳴きは、必ず終わります
ほぼすべての子が鳴きます。そして、ほぼすべての家庭でいつか終わります。
寝床を人の気配が届く場所に置く、囲いを暗くする、といったことで軽くなることがあります。うちは寝室の床にケージを置いて、手が届く位置にしたら3日で落ち着きました。
ただし、鳴くたびに出して抱くと長引くとも言われます。ここは家庭の方針が分かれるところなので、家族で決めておいてください。
名前だけ、呼んでおく
しつけは、まだ何もしなくて構いません。ただ、名前を呼んで、こちらを見たら褒める。これだけは最初の日からできます。
名前が「いいことが起きる合図」になっていると、あとのすべてが楽になります。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary はごはん・うんち・おしっこ・睡眠をワンタップで残せます。最初の通院で「いつから、どのくらい」を聞かれたとき、記憶ではなく記録で答えられます。