子犬の夜鳴きに、どう付き合ったか
ほぼすべての子が鳴きます。そして、ほぼすべての家でいつか終わります。
迎えて最初の夜、まず眠れません。
うちは4匹とも鳴きました。1匹目のときは、3日目に心が折れかけました。
でも、4匹とも、いつか鳴かなくなりました。
なぜ鳴くか
子犬にとって、これは人生最大の環境変化です。
母犬やきょうだいと離れ、移動して、知らない場所に着き、知らない人と、はじめて一人で眠る。
人間に置き換えると、外国に一人で引っ越した初日です。鳴くほうが自然です。
寝床の場所が、いちばん効いた
いろいろ試して、うちでいちばん効いたのはこれでした。
人の気配が届く場所に、寝床を置く。
- 寝室の床にケージを置く(ベッドの横、手が届く位置)
- 手を近づけると、落ち着いて寝る子がいます
- ケージに布をかけて、暗くする
姿が見えなくても、気配があれば落ち着く。これが4匹に共通していました。
そして、落ち着いてから、少しずつ距離を離す。いきなり別の部屋で寝かせようとしたのが、1匹目の失敗でした。
出すかどうかは、家庭で決める
ここは意見が分かれるところです。
鳴くたびに出して抱くと、「鳴けば出してもらえる」と学習すると言われます。実際、そういう面はあると思います。
一方で、不安が強い時期に放置しすぎるのもよくないという考え方もあります。
どちらが正解というより、家族で方針を決めてください。いちばんよくないのは、人によって対応が違うことです。1人が出して、1人が出さない。これだと学習が進みません。
うちのやり方
参考までに、うちが落ち着いた形はこうでした。
- 鳴いてもすぐには出さない
- ただし、静かになった瞬間に、声をかける
- トイレの可能性があるときだけ、出す(子犬は夜中に必要なことがあります)
- 出しても、遊ばない。用が済んだら、すぐ戻す
「静かにしたら、いいことがある」という順番にしたかったので、この形にしました。
昼間に、疲れさせすぎない
これは意外だったのですが、昼間に遊ばせすぎると、夜が悪くなることがありました。
子犬は1日の大半を寝て過ごします。18時間以上眠る子もめずらしくありません。
寝ているところを起こさない。かわいくて触りたくなりますが、ここは我慢です。睡眠不足の子犬は、興奮しやすく、落ち着きません。
終わりは、必ず来る
これがいちばん伝えたいことです。
多くは、数日から2週間で落ち着きます。長い子でも、1か月は続きません。
うちの4匹は、3日、5日、1週間、2週間でした。バラつきはありましたが、全部終わりました。
記録すると、耐え方が変わる
つらい時期に、記録が効きます。
「夜1時、15分鳴いた」「夜2時と4時、合計20分」
これが数日並ぶと、減っているかどうかが見えます。
感覚では「毎晩ずっと鳴いている」と思っていても、記録を見ると15分→10分→5分と減っていたりします。
終わりが見えると、耐え方が変わります。これは実感です。
続くときは、別の理由を疑う
2週間を過ぎても変わらない、あるいは増えているなら、環境以外の理由があるかもしれません。
- 寒い、暑い
- お腹が痛い、下痢をしている
- 寝床が落ち着かない(明るい、うるさい、狭すぎる・広すぎる)
- 昼間、寝られていない
記録があると、「いつから変わったか」が分かります。そして病院で相談するときの材料になります。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary はひとこと日記に一行残せます。「夜1時、15分」が数日並ぶと、減っているのかどうかが分かります。終わりが見えると、耐え方が変わります。