Wandary
こいぬ

ハウスを、嫌な場所にしないために

クレートに入れる練習は、一生ぶん役に立ちます。そして、嫌いにしてしまうと取り返しにくい。

ハウス(クレート)の練習は、あとから効いてくるものの代表だと思います。

どれも、必要になってから練習しても間に合いません。

絶対にやってはいけないこと

まず、これだけ。

罰として入れないでください。

一度これをやると、ハウスは罰の場所になります。そして、そのあと何をしても入らなくなります。

うちは1匹目でこれをやってしまって、最後まで嫌いなままでした。

段階を、飛ばさない

進め方の原則は、一段階ずつ、犬が平気な範囲でです。

どこかで嫌がったら、ひとつ前に戻る。急ぐと、全部やり直しになります。

中を、いい場所にする

ハウスの中でだけ、いいことが起きる。この形を作ります。

「入ったら出される」と、入らなくなります。自分から出てくるまで待ってください。

置き場所

寝室の床に置いて、夜そこで寝かせるのは、夜鳴き対策としても効きました。

広さは、狭いくらいでいい

「かわいそうだから広く」と思いがちですが、犬は狭くて囲まれた場所で眠るものです。

立って向きを変えられて、伏せて伸びられる。それで足ります。

広すぎると、中で排泄するようになることがあります。

鳴いても、出さない

ここが難しいところです。

鳴いたときに出すと、「鳴けば出してもらえる」と学習します。

「静かにしたら、いいことがある」という順番を作ってください。

病院用の練習

これは実務的な話です。

病院にはキャリーで行くことが多いのですが、キャリーが「病院の合図」になると、出した瞬間に逃げます。

「キャリー=病院」でなくすだけで、通院のストレスがかなり減ります。

一生ぶん、役に立つ

最後に。

災害のとき、避難所ではケージに入れることが前提になっていることがほとんどです。入り慣れていない子は、そこで大きなストレスを受けます。

入院になったときも、ケージで過ごします。

備蓄や道具より先に、これが備えとしていちばん効くと思っています。そして、子犬の時期がいちばん楽に教えられます。

ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。

文 · Wandary編集部 チワワと20年、4匹と暮らしてきました。獣医師ではありません。このページは飼い主としての経験と、一般に知られている情報をもとに書いています。
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