甘噛みに、効いたことと効かなかったこと
4匹ぶん試して、効いたのは1つだけでした。そして途中で悪化する時期があります。
子犬の甘噛みは、しつけで最初につまずくところだと思います。
痛いし、血が出るし、来客の手も噛む。そして調べると、いろいろな方法が出てきて、どれも効かない気がしてきます。
4匹ぶん試した結果を、正直に書きます。
効いたのは、ひとつだけ
噛まれたら、遊びを止めて、その場を離れる。
これだけが、4匹すべてに効きました。
- 噛まれた瞬間、無言で立ち上がる
- 手を引っ込めるのではなく、その場から離れる
- 30秒ほど、完全に無視する
- 落ち着いたら、戻って遊びを再開する
「噛んだら、楽しいことが終わる」を、繰り返し伝えるだけです。叱る必要はありません。
効かなかったこと
正直に書きます。うちで効かなかったものです。
- 「痛い!」と大きな声を出す。うちの1匹は、声に興奮して余計に噛みました。効く子もいるようですが、逆効果になる子がいます
- 口を押さえる、マズルを掴む。手が怖いものになり、触られるのを嫌がるようになりました
- 手を引っ込める。動くものを追う習性があるので、遊びとして加速します
- 叱る。まったく効きませんでした
とくに「口を押さえる」は、あとの歯みがきと爪切りに響きました。これはやらないほうがいいと思っています。
手で遊ばせない
地味ですが、これが効きました。
手を使って遊ぶと、手は噛んでいいものになります。
- 遊ぶときは、必ずおもちゃを間に挟む
- 手を近づけるのは、撫でるときだけ
- 家族全員で、同じにする
「あの人は手で遊んでくれる」がひとりでもいると、学習が止まります。
噛んでいいものを、渡す
止めるだけでは足りません。代わりが要ります。
- 噛みごたえのあるおもちゃ
- 冷やしたもの(歯の生え変わり時期は、冷たいものを好みます)
- 知育おもちゃ
噛まれたら、おもちゃに持ち替えさせて、噛んだら褒める。「噛む対象を替える」という教え方です。
生え変わりの時期に、悪化する
これは知っておいてほしいことです。
生後4〜7か月ごろ、乳歯が永久歯に替わります。この時期は、むずがゆくて噛みたがります。
だから、しつけが効いてきたと思っていたのに、急に悪化することがあります。
「しつけが失敗した」ではありません。時期が来ているだけです。噛んでいいものを増やして、乗り切ってください。
そして、抜けた乳歯を飲み込んでいることがあります。多くは問題になりませんが、永久歯が生えても乳歯が残っているなら、健診で見てもらってください。
疲れているときほど、噛む
これも実感です。
眠いのに寝られない子犬は、興奮して噛みます。人間の子どもと同じです。
- 昼間に十分寝かせる(起こさない)
- 遊びすぎない
- 興奮してきたら、一度サークルに戻して落ち着かせる
噛みが増えたら、疲れを疑ってください。遊び足りないのではなく、寝足りないことがあります。
家族全員で、同じにする
これがいちばん大事かもしれません。
一人でも違う対応をすると、効果が消えます。
- 誰が噛まれても、同じように遊びを止める
- 手で遊ぶ人を、作らない
- 「まだ子犬だから」で許さない
うちは1匹目のとき、家族で対応がばらばらで、覚えるのに3か月かかりました。4匹目は、全員でルールを決めて、3週間で落ち着きました。
記録すると、増減が分かる
最後に。
つらい時期は、「ずっとひどい」と感じます。
でも一行残しておくと、「先週は毎日書いていたのに、今週は2回」と分かることがあります。
減っているのが見えると、続けられます。そして生え変わりで悪化した時期も、あとから見れば説明がつきます。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary はひとこと日記に一行残せます。「今日は噛みがひどかった」が並ぶと、増えているのか、特定の時間帯なのかが見えてきます。