はじめての動物病院に、持っていくもの
忘れると困るのは、持ち物より情報です。とくに「いつから」と「どのくらい」。
はじめての動物病院は、飼い主のほうが緊張します。
うちも1匹目のとき、何を持っていけばいいのか分からず、とりあえず犬だけ抱えて行きました。そして質問にほとんど答えられませんでした。
持ち物
- キャリーかクレート。待合室には他の犬がいます。抱っこだけで行くのは避けたい
- リードとハーネス。診察台から降りたときに掴めるもの
- ワクチンの接種証明(あれば)
- 前の飼い主・ブリーダー・保護団体からの書類
- 飲んでいる薬、サプリの現物(名前が分からなくても、現物があれば伝わります)
- 便や尿(必要と言われたとき。当日の朝のものが望ましい)
- タオル(粗相、よだれ、落ち着かせる用)
- おやつ(診察のあとに褒める用)
キャリーは意外と重要です。怖がって飛び出す子がいます。待合室で他の犬と目が合うだけで、状況が悪くなることもあります。
便を持っていくときは
- できるだけ新しいもの。朝のものが理想です
- ラップか袋に入れて、密閉
- 土や砂が混ざっていないもの
- 乾かさない。冷やすのが望ましいと言われます
写真も一緒に撮っておいてください。持っていったものは形が崩れます。
答えられるようにしておく情報
持ち物より、こちらのほうが大事です。
- いつから、何が起きているか
- どのくらいの頻度・量か
- 食べているフードの銘柄と量、回数
- 排泄の回数と状態
- 体重(分かれば)
- 予防の状況(ワクチン、フィラリア、ノミダニ)
- 前の環境(どこから迎えたか、いつから家にいるか)
「いつから」と「どのくらい」は、記憶では答えられません。ここが記録の効くところです。
聞きたいことは、メモしていく
診察室では、思いついたことの半分しか聞けません。緊張しているのと、時間が短いのと、先生の話を聞くだけで精一杯になるからです。
行く前に、スマホに書いていってください。3つでいい。
- 「散歩はいつから行けますか」
- 「このフードで量は合っていますか」
- 「次はいつ来ればいいですか」
書いてあれば、最後に画面を見ながら聞けます。
待合室での過ごし方
- 他の犬に近づけない。相性も体調も分かりません
- 車で待てるなら、呼ばれるまで車にいるのも手です(気候に注意)
- キャリーに布をかけると落ち着く子がいます
- 床に降ろさない。感染の可能性がある場所です
うちは病院が苦手な子がいたので、受付だけ済ませて車で待つようにしていました。これで診察室での暴れ方がかなり変わりました。
診察のあと、聞いておくこと
これも忘れがちです。帰ってから困ります。
- 今日は何をしたのか(検査、処置)
- 薬の名前・量・時間・飲ませ方
- いつまで飲ませるのか
- どうなったら、また来るべきか
- 家で気をつけること(散歩、食事、シャンプー)
とくに最後から2つめ。「どうなったら来るべきか」を聞いておくと、その後の判断が楽になります。
診察料の目安を聞いてもいい
初診料、検査、処置。動物医療は自由診療なので、病院によって金額が違います。
先に「だいたいいくらくらいですか」と聞くのは、失礼ではありません。検査を追加するときも、「それはいくらくらいですか」と聞いていい。
聞きにくいと思って聞かないほうが、あとで困ります。
元気なうちに、一度行っておく
最後にこれをお勧めします。
何もないときに、一度行く。健康診断でも、爪切りでも、体重を測るだけでもいい。
そうすると、
- 病院が「痛いことをされる場所」だけにならない
- 先生がその子の元気なときの状態を知っている
- いざというときに、相談しやすい
元気なときの記録は、病院側にとっても比べる相手になります。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は期間を選ぶと、その間の記録を経過ノートにまとめます。はじめての病院でも、画面を見せるだけで「いつもはこうです」が伝わります。