迷子になったとき、最初の1時間にやること
探しに走り出す前に、電話を3本かけてください。動ける人が増えるかどうかが、ここで決まります。
いなくなったと気づいた瞬間、とにかく探しに出たくなります。
ただ、自分ひとりが走り回るより、先に3本電話をかけるほうが、結果的に早く見つかります。探す人を増やすことが、最初の1時間でいちばん効くからです。
まず、この3か所
- 警察(最寄りの交番・警察署)
- 犬は法律上「落とし物」の扱いになるので、遺失物として届け出ます。拾った人が届けるのも警察です
- 自治体の動物愛護センター・保健所
- 保護された子が収容される場所です。収容には期限があります。ここが最も急ぎます
- 近所の動物病院
- 弱っている子や、けがをした子が持ち込まれることがあります
このとき伝えるのは、犬種・毛色・大きさ・首輪の有無と色・マイクロチップの有無・いなくなった場所と時刻です。
電話をしながら写真を送れると、話が一気に早くなります。
遠くではなく、近くを探す
意外に思われますが、逃げた犬の多くは、そう遠くまで行っていません。とくに怖がりの子ほど、近くの物陰でじっとしていることが多いものです。
- 家のまわりの物陰、車の下、植え込み、階段下
- ふだんの散歩コース
- 音や人が少ない方向
大声で名前を呼びながら走るのは、逆効果になることがあります。パニックになっている子は、追われると余計に逃げます。
見つけたら、追いかけずに、しゃがんで背を向ける。名前を静かに呼びながら待つ。これで戻ってくることがあります。
家の前に、匂いのするものを置く
自分で帰ってこられるように、家の匂いを外に出しておきます。
- ふだん使っている寝床やタオル
- 飼い主の着ていた服
- いつも食べているフード
玄関先に置いておくと、近くまで来た子が気づけます。夜のうちに戻っていることもあるので、朝いちばんに確認してください。
家族の誰かは、家に残る
全員で探しに出ると、戻ってきたときに誰もいません。
1人は家にいる。これだけで、見つかる確率が変わります。
情報は、広く出す
- SNSで写真つきで流す。地域名を入れると届きます
- 近所の掲示板、動物病院、コンビニに貼らせてもらう
- 迷子の掲示サービスに登録する
写真は、全身が写っていて、毛色が正確に見えるものを選んでください。顔だけのアップは、かわいくても探す役には立ちません。
備えは、いなくなる前にしかできない
ここまで書いて、いちばんお伝えしたいのはここです。
- マイクロチップの登録情報が、いまの連絡先になっているか
- 鑑札と迷子札を、実際に着けているか
- 全身が写った直近の写真が、すぐ出せるか
この3つは、いなくなってからでは間に合いません。
そして地味に効くのが、体重と特徴を言えることです。「白い小型犬」だけでは、似た子と区別がつきません。4.2キロ、左の前足だけ白い、右耳が垂れている。こういう情報が、照合を早くします。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は記録に写真を添えられます。全身が写った直近の1枚がすぐ出せると、届け出のときも、探してもらうときも早い。備えは平常時にしかできません。