2匹目からは、記録がごちゃつく
誰がどのくらい食べたか、誰のうんちだったか。1匹のときには存在しなかった問題が生まれます。
1匹のときは、記録に名前を書く必要がありませんでした。書いてあれば、それはその子のことだからです。
2匹目が来た瞬間、この前提が崩れます。
最初に困るのは、うんちです
複数いると、誰のものか分からなくなります。
これは笑い話ではなく、実際に困ります。「下痢が2日続いています」と病院で言ったとして、それがどちらの子のことなのか確信が持てないとき、その情報は使えません。
うちがやったのは、しばらくのあいだ排泄を分けて見ることでした。トイレを離す、散歩を別にする、時間をずらす。手間ですが、最初の数週間だけです。そのあとは、量や形で見分けがつくようになります。
ごはんは、分けないと分からない
多頭で同時に出すと、早い子が遅い子のぶんまで食べます。
- 片方が食べていない日に、気づけない
- 逆に、片方が食べすぎているのに気づけない
- 薬を混ぜたごはんを、別の子が食べてしまう
とくに最後のは危ないです。片方の薬をもう片方が食べると、意味がないどころではありません。
うちは別の部屋、または高さの違う場所で食べさせています。食べ終わるまで戻さない。これだけで、誰が何をどのくらい食べたかが確実になります。
薬は、あげた人が記録する
多頭で投薬があると、「あげたっけ」が必ず起きます。
しかも家族で分担していると、お互いにあげたと思っている、あるいはお互いにあげていないと思っていることが起きます。二重投薬は、飲み忘れより危ないことがあります。
あげた人が、その場で記録する。これしかありません。あとでまとめて書くと、記憶が混ざります。
病院には、その子のぶんだけ持っていく
多頭の記録がひとつに混ざっていると、診察室で該当する子のぶんを探す作業が発生します。
これが地味に時間を食います。「この子のぶんだけ」を見せられる形になっているかどうかが、多頭では効いてきます。
予防と健診は、ずらすか、そろえるか
これは家庭の方針次第です。
- そろえる:通院が1回で済み、費用の把握も楽。ただし1日の負担が大きい
- ずらす:1回あたりが軽い。ただし通院の回数が増え、管理が複雑になる
うちは4匹いたとき、ワクチンはそろえ、フィラリアの検査はずらしていました。待合室での4匹はさすがに大変だったので。
どちらにしても、誰がいつ何を受けたかは頭ごとに持っておかないと必ず混ざります。
年齢差があるほど、生活は分かれる
同い年の2匹と、7歳差の2匹では、必要なことがまったく違います。
シニアと若い子が同居すると、散歩の距離、フードの種類、寝る場所が別々になっていきます。1匹ぶんの生活を2つ回す、という感覚に近い。
記録も、最初から別々にしておいたほうが、あとで分ける手間がありません。
1匹目の記録が、2匹目の基準になる
これは多頭のいいところです。
1匹目の記録が数年ぶん残っていると、2匹目に何かあったとき、比べる相手が家の中にいます。「同じ年ごろのとき、あの子はこうだった」。
この比較ができるのは、記録を残している家だけです。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は頭数ぶんのプロフィールを持てます。記録も通院も体重も子ごとに分かれるので、病院で見せる画面もその子のぶんだけになります。