登録とワクチンに、年いくらかかるのか
フードやトリミングとは別に、毎年決まって出ていくお金があります。先に知っておくと慌てません。
犬を迎えるときに計算するのは、たいていフード代とトリミング代です。でも実際に効いてくるのは、毎年決まった時期にまとめて出ていくお金のほうでした。
予防だけで、年に数万円。ここを知らないと、春先に驚きます。
一度きりのもの
- 市区町村への登録:3,000円前後(生涯に1回)
- マイクロチップの装着:数千円(動物病院による)
- マイクロチップの登録:400円(オンライン)/ 1,400円(用紙)
登録は引っ越さないかぎり生涯そのままなので、最初の年だけの出費です。
毎年かかるもの
ここからが本題です。金額は病院と地域でかなり違うので、幅で書きます。
- 狂犬病予防注射:3,000円前後
- 注射済票の交付:550円前後
- 混合ワクチン:5,000〜10,000円
- フィラリアの血液検査:2,000〜3,000円
- フィラリアの予防薬:月800〜2,000円 × 7〜8か月
- ノミ・マダニの予防:月1,000〜2,000円
ざっと足すと、小型犬で年に3万〜6万円というあたりになります。大型犬は体重で薬の量が変わるので、予防薬がそのぶん高くなります。
健康診断を足すと、もう一段
- 健康診断:10,000〜30,000円
内容によって幅が大きく、血液検査だけなのか、レントゲンやエコーまで含むのかで変わります。
シニアになると年2回を勧められることが多く、そのぶん増えます。
集中する時期がある
見落としがちなのが、出ていく時期がかたまっていることです。
春に集中します。狂犬病の集合注射、フィラリアの検査と投薬開始、ワクチン。これが3月から5月にまとめて来ます。
うちは4匹いた時期、春に十数万円が一度に出ていきました。分かっていれば準備できたのですが、最初の年は面食らいました。
安くする方法があります。自治体の集合注射を使うと、病院で受けるより安いことが多い。時期はだいたい4月から6月です。
予防は、保険では戻らない
ペット保険に入っていても、ワクチン・フィラリア・健康診断は対象外なのが普通です。
保険は病気やけがのためのもので、予防は自己負担。ここを混同していると計算が合わなくなります。
突発的なものは、別に置いておく
ここまでは予定できるお金です。予定できないのが、病気とけがです。
日帰りの処置で数万円、入院や手術になると十数万円から。これは月々のやりくりからは出ません。
保険に入るか、その分を貯めておくか。どちらでもいいのですが、どちらかは決めておいてください。
記録しておくと、次の年が読める
毎年のことなので、1年ぶんの記録があれば、翌年の予定が立ちます。
いつ、何に、いくらかかったか。通院の記録にメモを添えておくだけで、「今年もそろそろだな」が予測できるようになります。
お金の話は、あとから思い出せません。払ったその日に一言残しておくのが、いちばん確実です。
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は通院の記録に費用のメモを添えられます。1年ぶん並べると「毎年この時期にこれだけ出る」が見えるので、次の年の予定が立てやすくなります。