毎晩5分の歯みがき。続けるために、道具を3つ使っています
シートで拭いて、ブラシで磨く。できない日はジェルだけ。4匹と続けてきたやり方と、やめた道具の話です。
これから歯みがきを始める人。一度やってみて、続かなかった人。チワワなど、口の小さい子と暮らす人。
1本ですべて済ませたい人。犬の口をまだ触れない段階の人(そこから始める話は別にあります)。
この記事を読まなくていい人
1本で全部済ませたい方。
この記事は、道具を3つ使う話です。歯ブラシ、歯みがきシート、歯みがきジェル。
「1本買えば歯みがきが始められる」と思って読むと、話が合いません。3つあるのは、贅沢だからではなく、そうしないと続かなかったからです。
毎晩、5分ちょっと
寝る前にやっています。1匹あたり5分ちょっとです。
順番はいつも同じです。
① シートで、全体をさっと拭く
歯みがきシートを人差し指に巻きつけて、口の中からゆっくり、歯全体をさっと拭きます。
いきなりブラシを入れません。まず指で、やわらかいところから。
② シートを折って、角を尖らせる
ここが、いちばん人に伝えたいところです。
シートを折って、角を少し尖らせるようにします。そして口の横から、その尖った先を入れて、奥歯や歯の内側を拭きます。
指がまっすぐ入らないところに、シートの角なら届きます。
シートは30枚入りで140×150mm。指に巻くだけだと大きいくらいですが、折って使うと形が変えられます。これが分かってから、奥歯が楽になりました。
③ ブラシにジェルをつけて、ゆっくり磨く
歯ブラシに歯みがきジェルを少しつけて、ゆっくり磨きます。
前歯、犬歯、奥歯。とくに奥歯の裏側と内側を、時間を空けてでもいいので、優しく。
途中でジェルを足します。理由は2つあります。
- 歯みがきを「おいしいもの」だと思ってもらうため
- 「痛いもの」だと思われないようにするため
急ぎません。1回で完璧にやろうとしないほうが、結局は続きます。
できない日は、ジェルだけ
続けるために、いちばん効いているのはここだと思います。
嫌がる日があります。自分が忙しい日もあります。そういう日は、
ジェルだけを手に取って、口の中にしっかり塗る。翌日、しっかり磨く。
ゼロの日を作らない。これだけです。
「今日はできなかった」が続くと、そのままやめます。ジェルだけの日を「できた日」に数えられるようにしておくと、途切れません。
体調がいまいちの日は、やりません
無理にはやりません。
これも同じ考え方です。体調の悪い日に押し切ると、歯みがきそのものが嫌な記憶になります。そのほうが高くつきます。
慣らし方
シートで、前歯を優しくなぞるところから始めました。
- 怖いものでも、痛いものでもないと分かってもらう
- その流れで、徐々に奥歯を触るようにする
いきなり奥には行きません。順番がそのまま慣らしになっています。
早く始めた子が、いちばん楽でした
4匹いますが、受け入れ方には差があります。
4匹目の子は小さいときからしっかり慣れさせたので、いちばん歯ブラシを嫌がりません。
これは、道具の話ではありません。いつ始めたかの話です。早いほど楽になります。
やめた道具
指サック型のシートを使っていた時期がありますが、やめました。
理由ははっきりしています。
普通のシートのほうが、きれいな場所を入れ替えながら磨けるから。
指サック型は、当たる面が決まっています。拭いているうちに、同じ面で拭き続けることになります。
普通のシートは、折り返せば新しい面が出ます。奥歯まで拭くなら、この差が効きます。
チワワには、ヘッドの大きい歯ブラシが合いません
いま使っているのは PETKISS のデンタルブラシ コンパクトです。極薄ヘッドで、毛先が0.02mmの超極細毛。チワワやトイプードル向けのものです。
過去に、ヘッドの大きい歯ブラシは合いませんでした。
口の小さい子は、ヘッドの大きさだけで奥歯に届かなくなります。毛の硬さや形より先に、入るかどうかです。
口の小さい子と暮らしているなら、まずヘッドの大きさから選んでください。
使っているもの
| デンタルブラシ コンパクト | 極薄ヘッド/先端0.02mmの超極細毛 |
| 歯みがきシート アップルの香り | 30枚入/140×150mm/アルコール・パラベン不使用 |
| 歯みがきジェル チキン風味 | 40g/歯ブラシやガーゼにつけて使う/すすぎ不要 |
※仕様はメーカー公式(2026年9月時点)より。価格は販売店で差があるので、購入時にご確認ください。
シートは30枚入りです。毎日1枚使えば、だいたい1か月でなくなります。続ける前提なら、そこは見ておいてください。
合わなかったところ
いま使っている3つに、不満はありません。やめたのは、上に書いた指サック型と、ヘッドの大きい歯ブラシです。
かわりに、始める前に知っておいたほうがいいことを3つ書きます。
1. 多頭だと、頭数ぶんかかります
1匹5分ちょっとです。2匹なら10分、4匹なら20分。
毎晩です。そこを含めて「続けられるか」を考えたほうがいいと思います。
2. シートは消耗品です
毎日使えば、30枚は1か月です。
3. 3つ揃えるところから始まります
1本で始められる道具ではありません。ただ、3つあるから続いているというのが、うちの実感です。
家でできることと、できないこと
家の歯みがきでできることには、限りがあります。
口の中で気になることがあるとき、道具を足す前に、かかりつけの獣医師にご相談ください。うちも、迷ったときはそうしています。
まとめ
続けるために、やっていることは3つです。
- 順番を固定する(シートで全体 → シートの角で奥 → ブラシとジェル)
- できない日は、ジェルだけ。ゼロの日を作らない
- 体調の悪い日は、やらない
そして、まず1つだけ買うなら、歯みがきシートです。指に巻いて拭くところから始められます。ブラシを口に入れるのは、そのあとで間に合います。
始めるなら、早いほど楽です。うちで4匹見てきて、いちばんはっきりしているのがそこでした。
そして、シートは折って角を尖らせてください。指が入らないところに、そこから届きます。これを知るのに、私はずいぶん時間がかかりました。
歯みがきシート(アップルの香り・30枚×3個)
歯ブラシ(デンタルブラシ コンパクト)
歯みがきジェル(チキン風味・40g)
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
Wandary は、ごはん・うんち・散歩・お薬・気になる様子をワンタップで残せる iOS アプリです。道具を替えた日を残しておくと、そのあと何が変わったかをあとから確かめられます。歯みがきのように続けるものは、続いた日数がそのまま残ります。