バディーベルトを8年、4匹に使いました
首輪をやめて、胴で支えるものに替えました。号数の選び方と、1匹に複数サイズ持っている理由を書きます。
引っ張ると苦しそうにする子。首輪が抜けないか不安な人。冬に服を着せる人。長く使えるものを探している人。
とにかく安く済ませたい人。散歩がごく短く、いまの首輪で何も困っていない人。洗濯機で丸洗いできるものがいい人。
この記事を読まなくていい人
いまの首輪で、何も困っていない方。
引っ張らない、咳き込まない、抜ける心配もない。それなら替える理由がありません。7,830円からの道具に替える話は、ここから先は要りません。
もうひとつ。洗濯機で丸洗いしたい方にも向きません。革なので、洗いません。
首輪をやめた理由
もともとは首輪と、紐のような細いハーネスを使っていました。どれもしっくりきませんでした。
とくに首輪は、引っ張ったときに呼吸が苦しそうになるのが気になっていました。
探していたのは3つです。
- 体で装着できて、首に負担がかからない
- おしゃれ
- 丈夫
この3つで辿り着いたのが、バディーベルトでした。2018年ごろから使っています。
首ではなく、脇の下で支える
構造の話をひとつだけ。
バディーベルトは、前足を2本とも通して、胸のところで留めます。力がかかるのは首ではなく、脇の下から胸にかけてです。
首輪は、引けば首が締まります。細い紐のハーネスも、当たる面積が狭いぶん、一点に力が集まります。
うちの子は、首輪のとき、散歩中に気管が締まって咳き込むことがありました。胴で支えるものに替えてから、それは無くなりました。
これはうちでの観察で、効果をうたうものではありません。咳や呼吸で気になることがあるときは、道具を替える前に、記録を持って獣医師にご相談ください。
号数の選び方
まず、どこを測るか
前足のすぐ後ろ、人でいう脇の下にあたるところの胴回りです。
公式の案内どおり、裸の状態で測ります。うちもメジャーで測りました。
号数と胸囲
| 号数 | 胸囲 | 体重の目安 |
|---|---|---|
| 1号 | 20〜25cm | 〜1.0kg |
| 2号 | 25〜30cm(最大32cm) | 0.9〜2.0kg |
| 2.5号 | 27〜32cm(最大34cm) | 1.8〜2.6kg |
| 3号 | 30〜35cm(最大37cm) | 2.4〜3.6kg |
| 3.5号 | 33〜38cm(最大40cm) | 3.2〜4.0kg |
| 4号 | 35〜40cm(最大43cm) | 3.6〜6.0kg |
| 4.5号 | 38〜43cm(最大46cm) | 4.6〜7.0kg |
| 5号 | 40〜45cm(最大48cm) | 5.6〜8.2kg |
| 6号 | 45〜56cm(最大61cm) | 8.2〜11kg |
| 7号 | 56〜66cm(最大71cm) | 11〜20kg |
※2026年9月時点の正規取扱店の表より。7号より上(8〜10号)もあります。
「最大◯cm」は、いちばん外の穴で留めたときの値です。表の範囲は真ん中の3つの穴で収まる胴回りを指しています。
迷ったら、大きいほうへ
うちは迷ったときは大きいほうにしました。
調整の幅がけっこうあるので、そこは安心していいと思います。上の表の「最大」が、その余白です。
そして最初の1本は、実物を置いている店で実際に合わせました。数字だけで決めなかったのは、これが初めてのブランドだったからです。
1匹に、複数サイズ持っています
ここが、どこにも書かれていない話だと思います。
うちは1匹につき、複数のサイズを持っています。理由は季節です。
| 夏 | 薄手の服の上から着ける → いつものサイズ |
| 冬 | 厚手の服の上から着けることがある → 1サイズ上が要る |
公式のサイズ案内にも、「服の上から着けるなら、服の上からも測る」と書かれています。うちのやり方は、それを2サイズで運用しているだけです。
服を着せる家は、ここを見落とすと冬に入らなくなります。買う前に、冬の服を着せた状態でもう一度測っておくと確実です。
買う前に、失敗を減らせる仕組みがあります
サイズが不安な人向けに、正規店にはこの2つがあります(2026年9月時点)。
- 試着用サンプルの発送(購入予定の方に限る)
- 到着後1週間以内なら、サイズ交換(カスタマイズしていない品)
「合わなかったら困る」がいちばんの買わない理由なので、これを知っているかどうかで判断が変わります。カスタマイズを入れると交換できなくなる点だけ、先に決めてから注文してください。
8年使って、よかったところ
抜ける心配が無くなった
首輪のときは、首が抜けないかがずっと不安でした。
バディーベルトは両腕を通して締めるので、その心配がありません。8年、一度も抜けたことはありません。
ハーネスを買う人がいちばん不安なのはここだと思うので、先に書いておきます。
革が、馴染んで柔らかくなる
種類によっては最初は硬めの革です。慣れない子もいました。
ただ、使っていくうちに馴染んで、柔らかく、使いやすくなります。
それでいて、ひび割れたり、見た目がボロくなったりはしません。色もしっかりしていて、長く使っても色褪せません。「経年変化で味が出る」ではなく、「柔らかくなるのに、傷まない」というのが実感に近いです。
つけている本人が、楽そう
最初は硬くて慣れない子も、首輪より圧倒的に楽なので、すぐに慣れてくれました。
道具の慣らしで苦労した記憶が、ほとんどありません。
8年使って、どこが傷んだか
結論から書きます。ハーネスは、傷んで使えなくなったものが1本もありません。
いちばん分かりやすい例を書きます。
最初の子が使っていたバディーベルトを、そのあと2匹目の子が7年ほど使い続けました。
1本のハーネスが、2匹にまたがって使われて、まだ現役だったということです。耐久性について、これ以上の説明を私は持っていません。
リードは、3年くらいで紐が擦れます
ここだけは別です。
リードには全部が革のものと、一部が革でベースが紐のものがあります。
紐のほうが柔らかく、散歩では使いやすいのですが、紐の部分が擦れてボロくなってきます。うちでは使い始めて3年くらいからでした。その場合は、リードだけ買い替えています。
長く使いたいなら全部革、使い心地を取るなら紐。そこは選ぶときに決めるしかありません。
手入れ
基本、洗っていません。汚れたら軽く拭くだけです。
革なので気軽に洗えない、という言い方もできますが、8年それで足りています。
※ウェットスーツ素材の BB Sport は手洗いできます(陰干し)。水遊びをする子はそちらという選び方もあります。
合わなかったところ
8年使って、正直に挙げられるのは4つです。
1. 安くはない
7,830円からです(2026年9月時点)。上にはスワロフスキーが付いたものなどもあり、価格の幅があります。
革で、デザインのあるものなので、普通のハーネスと比べれば高いほうです。ここは、そういうものだと思って選ぶしかありません。
そして、効いてくるのは1本の値段より、本数のほうです。
季節で複数サイズ、さらに色やデザインが豊富なので、その子に合うものを買い直すことも多い。うちは4匹に、それぞれ3本以上買っています。
「1本買えば終わり」で予算を組むと、たぶん合いません。これは製品の欠点というより、こちらの事情ですが、正直に書いておきます。
2. 種類によっては、最初は硬い
革なので、馴染むまでに少し時間がかかります。最初から柔らかいものが欲しい人には向きません。
慣れない子もいました。ただ、そこを越えると使うほど柔らかくなっていきます。
3. 子犬のうちは、サイズアップが要る
成長すれば当然ですが、買い替えになります。これはどのハーネスも同じなので、特に気にはしていません。
4. 洗濯機では洗えない
拭くだけで足りてはいますが、丸洗いしたい人には向きません。
まとめ
買う価値があるのは、こういう場合です。
- 引っ張ると苦しそうにする子がいる
- 首輪が抜けないか不安
- 冬に服を着せる(サイズを分けて使えます)
- 長く使いたい。1本で数年、場合によっては次の子まで
やめておいたほうがいいのは、こういう場合です。
- とにかく安く済ませたい
- 散歩がごく短く、いまの首輪で何も困っていない
- 洗濯機で丸洗いしたい
- 最初から柔らかいものがいい
首輪を替えるかどうかで迷っているなら、まず胴回りを測ってみてください。前足のすぐ後ろ、脇の下のところです。
測ってみて、冬の服の上だと1サイズ変わると分かったなら、その時点でもう、この記事の半分は役に立ったことになります。
バディーベルト一覧(号数・色はここから)
リード(すべて本革)
リード(本革+ナイロン)
ⓘ 一般的な情報の提供であり、診断や治療の助言ではありません。気になる症状があるときは、記録を持ってかかりつけの獣医師にご相談ください。
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